医療法人社団 shindo 整形外科 進藤病院

〒078-8214 北海道旭川市4条通19丁目右6号
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暑かった夏も終わり、今年ももう残り3ヵ月!1年経つのが年々早く感じるのは私だけでしょうか・・・こんにちは、経理係Yです。
先月は防災の日もあり、ニュース等で防災関連の話題が多かったですね。台風や大雨の影響で、大変な被害に遭われた地域もありました。昨年、旭川でもブラックアウトで停電が続き、通電した時の電気の有難さ、身に沁みましたね。
ところで、普段何気なく使っている『有難う』の反対語、ご存知ですか?答えは『あたりまえ』だそうです。有る事が難しくまれである、めったにない事にめぐり合う。そのことに
感謝して『有難う』の言葉を使います。『あたりまえ』が『あたりまえ』ではなくなった時
、とても不自由に感じると思います。日常の『あたりまえ』の事に少しでも感謝の気持ちを持てるよう、心に余裕を持って日々過ごしていきたいですね。

 

すっかり秋も深まり、大雪山連峰では初雪の便りも聞かれるようになりました。
訪問看護では、毎日利用者様のお宅を訪問しますが、ストーブを点けている方も多くなってきました。
日中と朝晩の寒暖の差も大きくなっており、風邪などを引きやすくなる時期ですね。体調管理に十分気をつけて生活したいものです。

9月上旬より約2週間、当事業所に市内の看護学校の3年生2人が訪問看護の実習に来ていました。
自分が学生だった約25年以上前には在宅の実習はありませんでした。
病棟の実習と比べると訪問は利用者さんと関わる時間がかなり限られているため、学生さんたちはどのように担当の利用者さんとの関係を築き、どんな実習を展開するのかなと、個人的には興味深々でした。

終わってみると・・・本当に2人とも頑張っていました。


資料の数もとても多く、とにかくどこからどれだけこんなに情報を集めているんだろうというような内容で、情報の分析も細かく、今の時代なら私は看護師はおろか、学生にもなれません。2人ともきちんと何が必要かを考え、看護計画を立てて実施できていました。

2人のうちの1人の学生、Hさん。
私が訪問している利用者のAさんを担当していました。
Aさんは夫に先立たれ、子どもはおらず、現在独居の80代の女性です。アルツハイマー型認知症があり、
自分の身の回りの事はできますが、記憶障害が強く、ガスの消し忘れ、会話した5分後には内容を忘れてしまう、忘れないようにメモをするのに、そのメモを何処に貼りつけたのかわからず、家の中は貼りつけたメモだらけという方でした。薬も3種類内服していますが、飲み忘れも多く内服確認のために訪問看護が入っていました。

そんな中、Hさんが看護師と初回訪問。Aさんはまだ20歳そこそこの曾孫の様な笑顔のかわいいハキハキとしたHさんのことをとても気に入ってくれました。Aさんには、1年半近く訪問している私の名前は未だに憶えて頂けておりませんが、Hさんは自己紹介の時に名前は昭和の大スターと同じと強調し、そのことが印象に残ったのか、名前だけではなく顔も憶えてくれ、訪問するといつもニコニコと迎えてくれました。

1週目の訪問時の情報を元に、2週目の訪問で、HさんはAさんの為にステキな内服ケースを作ってきてくれました。Aさんは花が好きで1年中家のあちこちに庭の花を飾っているような方であることに着眼したようで、3色の造花をあしらった可愛いケースでした。(3時間もかけて作ってくれたそうです)

Aさんも「あらー!!」と大喜び。早速、そちらのケースを導入した方法に変更し、現在も継続し使ってもらっています。
Aさんにとっては、学生さんが来たことや内服ケースを作ってくれたことが良い刺激になったようです。
自宅で過ごす利用者さんの生活に、ちょっとした刺激と潤いをくれた学生さんたちに、私も自分の辛くも懐かしい学生時代の思い出と、新鮮な気持ちをもらった2週間でした。

訪問看護ステーション翼 千葉

お盆が過ぎ、朝晩が涼しく初秋が感じられる今日この頃。
患者さんが自宅や地域に帰る為、リハビリや退院の準備を援助させて頂いてる回復期リハビリ病棟スタッフOです。

令和になって初めての夏。

毎日リハビリを頑張っている患者さんに、少しでも季節感を味わって頂こうと、今年も看護助手スタッフの技である、廊下の壁に素敵な飾り付けがされています。業務の合間に飾り付けをして、8月は花火や太鼓の音が聴こえてきそうな夏祭り。また海の匂いや子供達の遊んでる声が聴こえてきそうな海水浴の飾り付けがされています。

そしてある時は、ホールに集まり折り紙の本を見ながら、患者さん・スタッフと一緒に頭や手先を使って、今回は折り紙くす玉を作りました。時間が空いた時には私も参加しますが、なかなか難しいです。みなさんで折り紙をすることで、自然と周りの方ともコミュニケーションがとれて、できあがった作品が綺麗と好評です。

今回折り紙で作った作品は、形や色が様々で、お部屋がわかりやすいように入口につけて目印代わりにもなっています。

患者さんの離床を進める為には、看護助手スタッフの力も必須であり、いつも感謝しています。長い入院生活の中で、少しでも気分転換ができるようこれからも援助させていただきたいと思います。

先日の第33回サフォークランド士別ハーフマラソン大会で自己ベストを更新しました。実に5年ぶりのサブ100(1時間40分切り)です。今年は例年より早く3月初めからランニングを開始していますが、両膝に何度も故障歴ある身体もこの半年間よくもっています。

3月は旭川もまだ雪深かったため、雪上ランだけでなく雪解けの早かった帯広市や東神楽町、月形町などへ遠征して雪無しロードランも一足先に実施しました。そこまでして成し遂げたかったのが6月の利尻島一周大会(約54km)の完走! ……なのですが、ものの見事に撃沈しました。オーバーペースが祟って両膝痛にさいなまれ、42.5km地点で回収車中の人と相成りました。膝痛が長引かなかったのが幸いです。

故障してしばらくランオフ期間が続くと、「なんで自分はマラソンなんかやっていたんだ?」という気持ちが頭をもたげてきます。もうここらで止めてもいいだろう、と何度かマラソン以外の趣味を探したことも。トレーニングを止めて体重が10kg増えたことだってあります。そんな時期に、ふと道路の案内標識で『⇑ 鷹栖 15km』などの表示を見たとき、自分がもうこの距離を走れなくなっていることに気がつき、そして無性に悔しくなっていきます。そしてまた私は3kmウォーキングからトレーニングを再開するわけです。

さて、今後の予定は10月に別海町でフルマラソンがあります。目標タイムはサブ3.5(3時間30分切り)です。これでなおも膝が元気なようでしたら冬季間のレースにも出場して、来年の春までは走り続けようかと思っています。次回ブログに書くとしたら内容は積雪期のランニングについて、でしょうかね。

医療ソーシャルワーカー 武藤

こんにちは、3階スタッフのAとA´です。早いもので、病棟編成から1年が経ちました。
4月に新人さんも入り、ようやく病棟が馴染んできたように感じられます。
それでも日々、暑さのせいか、走り回っているせいか、更年期のせいなのか、汗だくですが、患者さんのお世話をさせて頂いてます。
もちろん自分のケアも忘れずにさせて頂いてます。

進藤病院は立地も良く、少し歩くと美味しくて、心のケアに最適なお店がたくさんあります。
その中でも私たちが、仕事後に疲れを癒してくれるお気に入りのお店に行ってきました(ちょっと歩くのですが…笑)。
この時期にピッタリな感じですが、私たちは年中お邪魔させていただいてます。その時期にしか味わえないものがあるからです。
高級感があり、生のフルーツをそのまま味わっているようなおいしさなのです。今回は、パイナップルがあり、その他にハスカップイチゴ、コーヒーを頂きました。

 

 

美味しいものを食べることは、疲れを癒し、ちょっと贅沢することは、心に満足を与えてくれます。
お気に入りのお店、一つ一つ見つけていく楽しみも明日への活力につながるので、是非お勧めのお店がある方は教えて下さい。

こんにちは、リハビリテーション科の森野です。約一年間の産休育休を終え、GW明けから職場復帰をさせていただきました。
復帰し約2ヶ月がたち少しずつですが、仕事のリズムを取り戻すことができました。

さて、少しだけ出産時と産後の話をしたいと思います。2018年5月1日、3時24分朝方に元気な娘が誕生しました。
なかなか予定日を過ぎても産まれず、陣痛促進剤を打つ日の朝に陣痛がきて出産しました。

なんと体重が3764gと、かなり重量級で産まれてきてくれました。(最後の検診で2800gくらいって言われたんだけどな・・・笑)
産後どれくらい体重が減っているのか体重計に乗った私。きゃあぁぁああ!!!!!!数字をみた瞬間、ゾっとしました。
やっと産まれたー!!!と思ったのも束の間・・・・
出産した日から育児と産後太りダイエットがスタートしました!
約15㎏増量した私のわがままボディーは、産前着れた服が全て入らず・・・ゲンナリ。
夫にもやばいと言われ、私のダイエットの神が降りてきました。育児をしながら、食事を見直し、
時間ができた時にはヨガへ行き滝汗を流しながら体を動かし、1年間で10㎏減量することができました。恐るべし産後太り( ;´Д`)

そして仕事復帰をし、患者様と一緒に体を動かし、病院の階段の昇り降りのおかげで産前の体重に戻ることができました。
まだまだ私のダイエットの熱は冷めておりません!これをやると痩せる!などあれば、ぜひリハビリテーション科の森野まで情報提供お願いします。

長くなってしまいましたね(-_-;)
ダイエットトークになるとついつい熱くなってしまいます。
これから仕事に、育児に、ダイエットに、頑張っていきたいと思います!!!!

7月11日から14日までアメリカのボストンで開催された同学会に2日間だけ参加しました。2000年Keystone、2013年 Chicagoに続き3回目となりました。初めて訪れたボストンはアメリカ発祥の地とされボストンマラソン、松坂選手や上原選手が活躍したレッドソックス、クラムチャゥダーなどシーフード、さらに多くの映画、ドラマの舞台としても有名です。私個人は何といっても10代から敬愛した小澤征爾指揮のボストン交響楽団があり、パウエル、ヘインズ等の世界最高峰のフルート工房群が密集、さらに整形外科医ならだれでも知つているジンマーバイオメット、スミス&ネフュー等のインプラントメーカー本社工場があります。

スポーツ整形外科の聖地で開催される大規模の学会でヨーロッパからもおなじみのSonnery cottet(Lyon),先生、Elizabeta Kon(Milan)を はじめそうそうたる顔ぶれが出席されていました。内容的にも最先端で刺激的な発表が多く、「我々の行う膝前十字靭帯再建術は本当に患者にとって良いことなのか?」の発表では~年間約50万件の再建術を行う米国での過去数年のデーターを精査した結果、ハムストリングス腱で再建した場合50パーセントが不全膝になった。または、「膝前十字靱帯再建術に前外側靭帯補強術」~多くの施設で日常的に行われ(本邦でも微増)、 専用の手術機械も各社展示されていいました。いまだに日本では前外側靱帯なんて存在するのか?しないのか?という議論があり膝関節外科発展の足枷であると再認識しました。

その他、演題数が多く興味深く拝聴したのはやはり旬の軟骨再生医療。そして特殊な半月板断裂である根断裂に関する治療法と放置された場合の経過でした。

2000年の日本人出席者は私一人でした。今回はトラベリングフェロー中の若手日本人医師を含め10名くらいでしょうか。発表のハードルは高いですがもつと多くの日本人医師に参加していただくと“本物”“真実”の手術を感じ、さらに留学のチャンスを得ることがでると思いました。最後に、私が93年 に留学したSteadman Clinicのフェローパーティーがあり旭川医大からボストン留学中の佐藤先生を誘い出席。懐かしい旧友のフェロー達が再会し、いまや全米スポーツ整形外科をリードする同clinic出身者と有意義な時間を過ごすことができました。

 

 

進藤正明

手術室看護師のすけさん♂です(^◇^)

学校での実習(2週間)を終えて帰ってきました~

実習では、保育所に行かせていただきました!こんな僕も、チビッ子達から(は)大人気!
やっぱり心が澄んでいるチビッ子は優しい人が分かるんですねぇ~(笑)
な~んて( *´艸`)
今日は久しぶりに器械出しをさせて頂きました!
久々でしたので、思ったような器械出しが出来なかったです(泣)
それでも、やっぱりホームが一番(^◇^)

 

准看護師の資格を取ってから1年が経ち、たくさん指導して頂き色々な業務をこなせるようになりました。まだまだ他スタッフにご迷惑をかけてばかりですが何事にも慎重に一歩ずつ成長していきたいと思っています。新しい眼鏡も、新調したので、今後もより気合いを入れて頑張ります!!

先日東京で開催された医療安全管理者養成講習会に参加してきました。
参加者は200名以上、職種は医師・看護師・薬剤師、特に医師が4割を占めているのは予想外でした。どこの病院も医師自ら、もしくは医師を巻き込んで医療安全の質の向上に取り組んでいるようです。

医療安全の質の確保に対する法律が年を追うごとに追加されています。
この動きは20年前に起きた医療事故から始まったとされています。1999年に2つの大きな医療事故がありました。肺の患者と心臓の患者を取り違えて手術を行った事件と、術後の患者が点滴の取り違いによって亡くなった事件。また同じ年に『To err is human(人は誰でも間違える)』という本がアメリカで出版され、大ベストセラーになりました。そこから医療に対する安全の動きが活発化し現在に至るというわけです。
当院でも数々のうっかりミス、ぼんやりミス、による小さな事例があり、毎回その事例を分析し、原因は何か、どうすれば防げるのかを検討しています。
今回はミスが起こってから対策を考える手法としてRCA分析、そして未然防止のための手法としてFMEA分析について学んできました。あと2回東京での講習が残っていますが、しっかり勉強して当院での取り組みに活かしていきたいと思います。

入院中の患者さん、通院中の患者さんにもお願いです。私たちが見過ごしている危険や、スタッフの気になる行為などがありましたら、遠慮なく師長にお伝えください。
ご意見用紙も積極的にお使いいただければ嬉しいです。

総看護師長 郷田 恭子

理事長が60歳の誕生日を迎え還暦を迎えました。
おめでとうございます!

誰よりもパワフルに働かれている理事長ですから、「還暦を祝ってもらうのは嬉しいが、まだ年寄り扱いされたくない…」と還暦に抵抗を感じているかもしれませんね。いつもお忙しそうなので、たまにはご自身の体やご家族も労わってあげてください。
今後もさらにご活躍されることをお祈りし、ささやかながら部下一同より感謝の気持ちを贈ります。

ところで、皆さんは還暦の意味をご存知でしょうか?
この機会に還暦について少しお勉強しましょう。
還暦祝いは中国で発祥し、日本には奈良時代に伝わったといわれています。
還暦という言葉の意味は、日本でもおなじみの十二支(じゅうにし)と、十干(じっかん)を組み合わせた、干支(かんし/えと)が関係しています。

令和元年(2019年)生まれの人の干支は己亥(つちのとい)ですが、十干と十二支の組み合わせには60通りがあり、次にもういちど巡ってくるのは平成元年の60年後、つまり令和61年(2079年)ということになります。このとき、令和元年生まれの人は当然60歳です。このように「60年で十干十二支が一巡してもとの暦に還(かえ)る」ことから、60歳の誕生日を「暦が一巡するまで長生きした」ということで祝うようになりました。「生まれたときと同じ暦に還る(赤ちゃんに還る)」という意味で「還暦」と呼ぶようになりました。これまでの労をねぎらい、「これからも長生きしてね」という願いが込められています。

日本では赤い色は「魔除けの色」と考えられ、赤ちゃんの産着(うぶぎ)には赤色が使われていました。
そのため、還暦になったときもう一度赤いもの(ちゃんちゃんこ)を身につけるという風習になったわけです。

いかがでしたか?