医療法人社団 shindo 整形外科 進藤病院

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6月21日から22日まで,札幌市のホテルライフォート札幌で行われた北海道作業療法学会学術大会に参加しました.

 

今回は,「腱板断裂術後患者のアドヒアランス向上を目的とした介入効果の検討」という演題でポスター発表してきました.

 

術後リハビリの内容や術後指導などについて多くの作業療法士と意見交換をすることができました.今後の臨床に生かしていきたいと思います.

 

また,母校の先生方や同期,先輩,後輩にも会い,近況報告やそれぞれの取り組みを話し合うことができ,刺激をもらい充実した時間を過ごせました.

研究に協力してくださった患者様には深く感謝申し上げたいと思います.

 作業療法士 古田尚也

本日、進藤病院並びに理事長が、テレビ局の取材を受け、番組で紹介していただけることになりました!

7月6日㈰ 11時25分~放送 STV札幌テレビ放送「my face」

皆さん、ぜひご覧ください!

 

今日は7名の患者様からの声をご紹介します。

 

No,1

『看護師の方、リハビリの先生に親切にして頂きありがとうございました。

5月5日の食事に添えられていた兜の折り紙は、お守りにしようと思います』N様、男性

 

No,2

『入院当初は自分の痛みで沢山のわがままやご迷惑をおかけしてしまいました。

それでもやさしく要望を聞いて下さり本当にありがとうございました』S様、男性

 

No,3

『私の願いをすぐ汲み取っててきぱきとやってくれました。

1回で私の気持ちを汲み取ってくれるのですね。すごいことですね。』

 

No,4

『大変お世話になりました』K様、男性

 

No,5

『皆様、優しく接して下さり大変助かりました』T様、男性

 

No,6

『皆様に親切丁寧に対応して頂き大変気持ちのいい入院生活を送ることができました。育ち盛りの私としては小腹が空いて空いて…要望として、売店があればと思いました。』S様 男性

 

No,7

『2回目の入院です。今回も迷わず進藤病院に決めました。皆さん明るく親切で声掛けも良くして頂きました。とてもフレンドリーで感じの良い方ばかりです。不安なく安心してリハビリができ、食事も温かいご飯、冷たいものは冷たく美味しく頂きました。ローソンの自販機がなくなっていたのでがっかりしました。』S様 女性

 

売店や売店に代わる食品の自動販売機は、患者さんだけでなく私たちも助かっていました。私もお弁当の無い日にお世話になりました。あると余り利用しないのに、無くなるととても寂しいですね。

皆様には携帯電話を使ったコンビニのネットデリバリーを利用して頂いております。

お菓子やカップ麺、下着まで、コンビニで取扱っている商品なら全部届けてくれます。

詳しくは病棟看護スタッフにお聞きください。

ご意見をくださった皆様、有難うございます。

総師長 郷田

皆さん、こんにちは。当院で毎年恒例となっています「新入職員歓迎会」を、5月30日盛大に開催いたしました。今年は27名の新しい仲間が加わり、職場に新しい風が吹き込まれています。

では、その様子をレポートいたします。

27名の新しい仲間が加わりました!

今年の新入職員は、医師をはじめとする様々な職種の27名の方々です。例年通り、トーヨーホテルの宴会場にて、職員一同で温かくお迎えいたしました。自己紹介タイムでは、緊張しながらも自分らしさを表現しようと頑張る姿が印象的でした。中には、歌の披露や、思わず笑いが起きるユニークな自己紹介をしてくださる方などで、会場は終始和やかな雰囲気に包まれていました。

 

進藤理事長のお誕生日をサプライズでお祝い!

今年の歓迎会は、特別なサプライズもありました。理事長のお誕生日が近かったため、バースデーケーキを用意し、全員でハッピーバースデーの歌をプレゼント!

理事長からは、笑顔で「みなさんと一緒にこの日を迎えられて嬉しいです」とのお言葉をいただきました。職員一同、理事長への感謝の気持ちを新たにする素敵な時間となりました。

 

3階病棟看護師によるゴリエダンスで会場が一体に!

待望の余興タイムでは、3階病棟の看護師メンバー6名の方による「ゴリエダンス」が披露されました。懐かしの楽曲に合わせて元気いっぱいのパフォーマンス!笑い声と拍手が絶えず、会場は大いに盛り上がっていました。

 

 

テーブル対抗!ノンアルコールビール早飲み競争!

イベントのクライマックスは、テーブル対抗ノンアルコールビール早飲み競争!太さや長さの異なるストローをくじ引きで選ぶというユニークなルールで、どのテーブルも大盛り上がりでした。特に、医師チームと同じく「タピオカストロー(太いストロー)」を引き当てたテーブルの方が、最後まで接戦を繰り広げ、見事に僅差で優勝を勝ち取りました。細いストローに苦戦するテーブルの方や、長いストローに苦笑いする姿も見られ、会場は笑い声に包まれていました。

 

新しい仲間とともに、より良い職場を目指して!

今回の歓迎会を通して職員同士の交流が深まり、職場全体がより一層明るく活気に満ちた雰囲気になったことと思われます。

これからもチームワークを大切にし、患者様やご家族の皆様に信頼される病院づくりを目指してまいります。

新しい仲間とともに、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

進藤病院親睦会会長 為井

今回は、4月から着任している柳澤先生についてお話しします。

柳澤 聖(37歳) 北海道と東川町をこよなく愛する東海大出身の先生です。
東川町の何にほれ込んでいるのかも深掘りしたいところですが、今回は本業の整形外科医師としてのご紹介をさせて頂こうと思います。

柳澤先生は、手の怪我から足の骨折まで何でもこなすオールラウンダーですが、腰の圧迫骨折の治療を積極的に行っています。そこで今回は柳澤先生が行っているBKP(経皮的椎体形成術)の手術についてご紹介します。

人間は年齢を重ねていくと骨がもろくなります。骨粗鬆症になると、転倒や打撲で骨が折れることがあります。特に高齢者が折れやすいのは太ももの付け根、背骨、手首の骨です。この中で背骨の骨折の治療法がBKP(経皮的椎体形成術)で腰の圧迫骨折の治療法です。


背骨の骨折について

背骨の骨折は、尻餅をついての転倒が原因で起こることが多いですが、中には何もしなくても背骨の骨が潰れてしまうこともあります。骨が潰れると、はじめは激しい痛みを伴います。ベッドで安静にすることやコルセットで固定をして一定期間たつと骨が固まりはじめ、徐々に痛みが消えていきます。しかし、なかには骨がグラグラして中々固まらず強い痛みが続く人もいます。

BKPは、受傷して間もない骨折してグラグラ状態になっている背骨を固めて痛みを止める手術です。
全身麻酔で、手術は20~30分で終了し、ほとんど出血もありません

下のイラストでご覧ください

 

BKPのメリット

・手術が短時間で済み侵襲が少ない

・骨を固めることですぐに痛みが和らぐ

(全く痛みがなくなる方もいる)

・翌日から起きて歩くことが可能

 

BKPのデメリット

・骨セメントが血液内に流れて肺塞栓症を起こす危険がある

・手術した骨の上か下で新たに骨折が生じることがある(手術した骨はしっかり固まっているため上下の骨が折れやすい)

 

気になる入院期間や費用は?

入院期間の目安、および1割負担の方、3割負担の方の自己負担金額は以下のとおりです。

※ 椎体数に応じて金額の変化あり

手術内容 入院期間 自己負担額(1割負担) 自己負担額(3割負担)

BKP(経皮的推体形成術)

※1つの骨あたりの概算

7日程度 下記は高額療養制度を利用した場合の金額
3.5万円

(食事代含む)

7.5万円

(食事代含む)

 

費用は高額療養費の対象

健康保険や国民健康保険加入者が、同じ月内に同じ医療機関に支払う医療費の自己負担額(食事の費用・自費分は除く)が高額になった場合は、限度額の認定証の交付を受け、入院事務担当者にご提示いただくと、病院窓口での自己負担額が限度額までの金額となります。

 

最後に

腰の圧迫骨折だと手術をせずにコルセットで治療を行うと1~2か月痛みが続きます。高齢の方だと少しずつ背中も丸く腰が曲がっていきます。BKP治療は1日でも早い社会復帰を目指すことの出来る治療です。当院でも4月は10人、5月は11人の方が手術を受けられています。ぜひ、こちらの治療法もご検討ください。