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こんにちは!3階病棟スタッフのSです。3階病棟は急性期病棟であり、手術を受ける患者さんをはじめ、さまざまな患者さんの整形看護を行っています。この3階病棟には今年新卒の看護師Iさんが入職し、日々業務に励んでいます。4~8月にかけて、旭川医科大学病院での他施設新人職員研修に参加してきました。今回はこの新人研修について書いていきます。
全4回の研修に私はプリセプター(新人看護師の指導係)として一緒に参加しました。
第一回:「静脈注射、皮下注射・筋肉注射、末梢点滴静脈内注射」
人体モデルを使用し、実際に注射を行いました。Iさんは緊張している様子もありましたが、実際に患者さんに行うことを想定し、取り組むことができていました。
第二回:「吸引、輸液ポンプ、シリンジポンプの準備と管理、膀胱内留置カテーテル」
吸引人体モデルを用いて、疑似痰の吸引を行いました。患者さんの苦痛を最低限にできるよう声かけしながら行っていました。
輸液ポンプ、シリンジポンプは当院で使用していたため、スムーズに取り組むことができていました。膀胱内留置カテーテルは人体モデルに実際にカテーテルの留置を行いました。
第三回:「救命救急処置技術、インスリン療法における看護、麻痺患者の移乗」
救命救急処置では人体モデルを使って心臓マッサージなどの救命処置を学んだ後、実践を行いました。
麻痺患者の移乗では患者役、看護師役どちらも行い、移乗時の注意点を実践から学びました。
第四回:「褥瘡の看護、摂食嚥下看護、心電図装着における看護、気管挿管の介助」
認定看護師の講義でさまざまな知識を学び、気管挿管は医師役、看護師役どちらも行い、解除の方法や注意点を学びました。Iさんはスムーズに挿管できていました!
以上4ヶ月にわたって研修に参加し、学びを深めてきました。
Iさんから一言:4回の研修を通して、看護について様々なことを学ぶことができました。今回学んだことを活かし、看護師として成長できるよう、これからも頑張ります!
Iさんをはじめ、3階病棟スタッフ一同、患者さんにより良い看護ができるよう、日々精進していきます!!
こんにちは、今回のブログ担当は医療相談室のソーシャルワーカー上杉です。
夏休みにお祭り、お盆とイベントの続く8月です。
暑い日が続いていますので、熱中症等の体調管理にはお気を付けください。
先日、市内11圏域合同の医療相談員&ケアマネージャー交流会に参加し、「アンガーマネジメントについて」という講演を聞いてきました。私は、それまでアンガーマネジメントという言葉も知りませんでしたが、近年話題となっていたことを知りました。
「アンガー=怒り」「マネジメント=管理すること」の言葉通り、怒りの感情と上手に付き合う方法だそうです。沢山の方と接する機会のある私たちにとって、大切なコミュニケーション法です。日頃イライラすることがあまりなく、ポジティブな私ですが、興味深く聞かせていただきました。
誰でも日々、怒りの感情を持つことはあると思います。怒ることはとても疲れることですし、時間が経てば怒ったことを後悔している方もいると思います。怒りの感情から、つい言い過ぎてしまうことや、伝えたいことが上手く伝わらない場合もあります。だからと言って、怒りを我慢するのではなく、上手にコントロールすることでストレス解消、仕事の効率アップ、円滑な人間関係を築くことができることを学びました。
怒りたくて怒っている方はいないと思います。できれば怒ることなく、穏やかな気持ちで過ごしたいものです。他人を思いやる、優しく接することができるためには、自分の気持ちにも余裕が必要だと思います。カッとなり怒りで自分を見失う前に、“ちょっと冷静に”を心がけてみるといいかもしれません。身体と心の健康に、気持ちの良い日々を過ごしたいですね。

撮影 上杉 チューリップ 撮影場所 かみゆうべつチューリップ公園
リハビリテーション課アスレティックトレーナーの中川です。
皆様は『運動療法』という言葉をご存知でしょうか?
『運動療法』とは、身体を動かす事により身体の機能を回復させ、症状を改善するという方法で、
特に生活習慣病の治療、などに多く用いられています。
進藤病院に通院されている患者さんには、膝に痛みを抱えている患者さんも多く、中には手術が必要な状態の方もいます。
私が担当した患者さんにもそのような方がいらっしゃいました。
初めて来院された3年前は、体重が100Kgを超え、股関節や膝関節に負担がかかり歩くのも大変な状態でした。
主治医である進藤理事長から、 “まずは体重を減らす事!” それから膝の状態をみて手術を検討するという事で運動療法の指示が出されました。
そこでアスレティックトレーナーが身体と体力の測定を行った結果、その方に最適の負荷をかける運動プログラムを作成し、自宅で出来る運動指導を行い、また食事日記をつけていただき、食事指導も行いました。
≪運動中の様子①≫ ≪運動中の様子②≫
以後週2回の運動を継続し、時には辛いこともあったと思いますが、体重は少しずつ落ちていき、運動開始から3年経過した今では、体重は30kgも落ち、トレッドミルでのウォーキングも出来るようになりました。
また同時に、膝の痛みも無くなり、手術をしなくていい状態にまで身体が変わりました!
≪before≫ ≪after≫
・メタボ、ロコモ、体脂肪が気になる方
※ロコモ・・・ロコモティブシンドローム(運動器症候群)筋肉や骨などに障害が起こり、『立つ』、『歩く』などといった機能が低下している状態で最近ではメタボと同様に注目されています。
・運動を始めたいけど、何をしたら良いか分からない方
・身体に痛みを感じながら運動を続けている方
・ダイエット等にチャレンジして挫折した経験のある方
・無理なく健康的なプロポーションにしたい方
私たちと一緒に運動を始めて健康寿命伸ばしませんか?
明るく元気なトレーナーがお待ちしております!
≪明るく元気なトレーナー≫
『運動療法』は健康保険が適応されますので、少ない費用で身体機能改善し、症状を軽減する事が
出来ます!
最新の機器により、トレーナーが患者さんに合ったプログラムを作成しマンツーマンで運動指導を
行います!
進藤病院までお気軽にいらしてください!施設の見学だけでも結構です。ご相談は無料!
≪InBody≫ ≪Alter-G≫
身体の筋肉量や栄養状態がわかる 空気圧により下肢にかかる負担を軽減できる
身体組成計です。 ウォーキングマシンです。
(画像の掲載に際し、本人の承諾を得ております)
こんにちは、CS委員会の委員長郷田です。
CSとはCustomer Satisfaction(カスタマー サティスファクション)の略で顧客満足を意味しています。
当院のCS委員会でも、患者さんが気持ちよく当院を利用できるよう患者満足、職員満足をテーマに毎年色々な取り組みを行っています。
今回初めての取り組みで、院内に貼ることを前提に職員からCSスローガンを募集したところ、各部署から67作品が寄せられました。
4~5作品くらいしか出ないだろう…と思っていただけに、みんなの熱い思いに嬉しい気持ちでいっぱいです。
今回選考に選ばれたものを紹介します
- 優勝
「広げよう 明るい挨拶 みんなの笑顔」 薬 局
- 次点
「1日の始まりは 優しい笑顔と挨拶で」 放射線科
「あいさつは えがおで こころのおもてなし」 栄 養 課
「その表情で大丈夫??意識しよう!明るい笑顔!優しい口調!」O P 室
笑顔・挨拶に関するスローガンが多くを占めました。挨拶と笑顔は当院でいつも理事長から厳しく言われていますが、職員全員ができるようにするのは中々難しいことです。CSスローガンを院内に掲示することで、自分で自分を振り返る機会や、患者さんが常に職員の接遇を評価しているという意識を持つことで、実現できるよう職員一人一人が日々意識しながら取り組んでくれたらと思います。
職員同士は必ず挨拶する習慣をつけましょう!
自分から先にするよう意識しましょう!
すれ違う患者さんにも忘れず挨拶をしましょう!
患者さんには、「おはようございます」「こんにちは」を常に自然に出るよう意識しましょう。
また、できればその後に「お元気でしたか?」「今日も暑いですね」など、もう一言添えると尚更
言葉が引き立ちますね。
スローガンの言葉を常日頃意識し、患者さんに見られても恥ずかしくない振る舞いをしていきましょう。
今年度の優勝作品は外来受付と各病棟に貼りました。
皆さん、スローガンを目にしたら患者さんに、そして職員に明るく挨拶しましょうね!
暑い日と肌寒い日が交互にきておりますが、みなさま体調はいかがでしょうか。
4階病棟看護師花田と申します。進藤病院の一員となり2年目を迎えております。
私の勤める4階病棟は受傷直後や手術を終えて急性期を脱した方が、自宅や地域に
帰る為にリハビリや準備を援助させて頂く回復期リハビリ病棟です。
今回は回復期病棟で働くスタッフの一員を紹介したいと思います。
4階病棟には全長120㎝の水槽があります。こちらの水槽に住んでいる熱帯魚たちが紹介したい
スタッフです。
メンバーは時々入れ替わりますが現在はお魚が9匹、ヤドカリが1匹、ヒトデが1匹(?)が住んでいます。
時に追いかけっこの様な喧嘩もあり、自然界の厳しさを垣間見ることもありますが、
広い水槽でヒラヒラ泳ぐ様は見た目にも涼しげなのはもちろん、愛らしい姿に患者さんの癒しになっております(もちろん私達職員も)
この水槽の魚たちを見るために病室から出て、車椅子や歩行器で歩いて来るのは日常のリハビリになりますし、患者さん同士のコミュニケーションの場としての役割も立派に果たしてくれてます。1日2回の食事がちゃんと出てきているか職員以上に気を付けて見守っていてくれる患者さんもいるほどです。
そんな大事なスタッフの健康管理はアクアショップ フレンドさんが月に2回水槽のお掃除と水の入れ替えをし、具合が悪いお魚は一度戻って体調を整えるというケア体制もバッチリ整っております。
進藤病院にお越しの際は4階病棟の水槽を見に、是非お立ち寄り下さい。
4回目の病院ブログはリハビリテーション課です。手術後やケガをした後に機能改善を目指し、一人ひとり時間をかけてリハビリテーションを行っています。
理学療法士の木塚です。
リハビリテーション課のスタッフは元々競技スポーツをしていた(している)人が多く、スポーツは観るのもやるのも好きな人が多いです。治療中も野球やサッカーなどの話題になると盛り上がってしまうことも多くあります。
病院職員(ほとんどリハ課)でフットサルチームを作り旭川フットサルリーグに参戦中でもあり、個人的にはフットサルの話を広げたいのですが、今回は当院でサポートしている競技の話題に触れたいと思います。
当院はサッカー、コンサドーレ旭川U-15協力病院として医師、理学療法士、作業療法士、アスレチックトレーナー、管理栄養士などで選手を様々な面からサポートしております。その、コンサドーレ旭川U-15がコンサドーレ札幌U-15に勝利し8月に帯広で開催される全国大会に出場することが決まりました。初回の理事長先生ブログで取り上げられていた選手もスタメンで活躍、チームに貢献していたそうです。
選手が選手として復帰し活躍できる状態に戻ってくれることは、
リハビリテーション課一同嬉しく思い、私たちの励みにもなります。
今後もリハビリテーション課スタッフの連携をより密なものとして患者様の力になれるようがんばります。
みなさんこんにちは。手術室看護師の一條です。
国家資格を得て看護師として働き始めたのは平成28年4月1日。
看護学生時代は病棟実習がメインで、オペ室の実習は1日だけでした((+_+))
まさかオペ室で働くとは思ってもみなかったのですが…(やっていけるのか凄く不安でした)
この1年間を振り返ってみると毎日が新鮮で楽しい事が多かったように感じます( *´艸`)
一番心に残っている事は…(・_・),。oO○
去年の8月19日。東光の防災センターにて行われた自衛消防隊訓練大会。
進藤病院代表として、通報員・消火員・誘導員の3人1組で私は誘導員役で参加しました。
訓練大会の内容は、決められたコース内で要救助者の誘導・火の消火などの確実性、
一連のタイムを競い合うというものですε=ε=ε=┌(; ・_・)┘
一緒に走った消火員は、私に付きっ切りで1年間仕事や色々なことを教えてくれた
敬愛するM先輩(/ω\)
M先輩とともに、「どうやったらタイムを短縮できるか…」「どうしたら効率よく火を消せるか…」
などをイメージトレーニングし、病院の管理職員の方が実際のコースを想定して
病院の車庫に作ってくれた練習場で何度も走って、優勝を狙って臨みました!
結果は…!?!?
見事準優勝!!!!(^◇^)
嬉しい、でも悔しい( ;;∀;;)泣
準優勝でした…。
自分たちよりも上を行く強豪チームがいることを思い知らされました・・・・。
今年こそは絶対優勝を目標に、チームワークを重視して
病院代表として参加したいなと思っています(^^♪(勝手ながら)
この消防訓練大会に参加して、イメージトレーニングの大切さを学び、実際の業務でも活かして頑張っています(*^^)v
ちなみに…
私が働くオペ室では、1つの手術に直接介助・間接介助・麻酔介助の3人1組で業務を行っています(^^)/
私は患者様に対して最良な看護が提供するためには、手術のイメージトレーニングや他のスタッフとの連携(チームワーク)が必要であると思います…
消防大会で培ったものは、日々の看護にも繋がっていると思うので、無駄にせず活かしていきたいと思っています(*^^*)
進藤病院に勤めてもう20年になりました。整形外科に特化した病院なので、冬は猫の手も借りたいほど忙しいですが、5月からは業務にゆとりができます。看護部の年休消化率は、他の部署には申し訳ないのですが80%を超えています。私も毎年、1週間程度の連続休暇を使い心身ともにリフレッシュしています。
今年も5月に沖縄に行ってきました。3月の忙しい時期に、心はもう沖縄!旅行は行くまでが一番楽しい時期です。(仕事はきちんとしていましたよ)
そして沖縄に行き、レンタカーを借り、観光タクシーを貸し切り、女5人旅をしてきました。5人も集まるとうるさくて、まるで中国人?に間違えられたかも…
みんなではしゃぎすぎて、最後の夜に足をひねってしまいました。痛みと腫れの状態からすぐに「あ~これは骨折したな」と確信(整形外科の看護師ですから)。
夜は氷でガンガン冷やし、翌日は歩いて飛行機を乗り継ぎ、空港から車を運転し何とか一人で家にたどり着きました。(帰ってきた直後の生足をご覧あれ)
旅行で怪我をするなんてホント恥ずかしい…
隠しておくこともできないので、翌日当院を受診。やはり第5中足骨を骨折していました。骨折後2日間位歩いていたので少しズレもありましたが、何とか手術をせず治療することに。
それから仕事に穴を空けることもなく1か月経過しました。毎日20分の超音波治療と、装具技師の方に作って頂いたアーチサポート(足底板)のおかげで普通に歩けています。
本当に骨折しているのか?と疑うほど痛みも無く快適に生活できていることに感謝です。完治はまだ少し先ですが、楽しく遊んできたからまた頑張ろう!という気持ちにもなります。
スタッフも色々旅行の計画を立てているようです。みんなもそれぞれのやり方でリフレッシュして、患者様にお返ししていきましょう!(皆さんも、遊んで怪我をしませんように)
総師長の郷田でした。
第一回目のブログを担当します理事長の進藤です。
今回は注意が必要な、疲労骨折について紹介します。
疲労骨折とは軽微なストレスが骨の一点に集中し、
繰り返すことにより発症します。
問題は早期にレントゲンを撮っても所見がなく見逃され
3~4週間後にやっと診断されることがある事です。
早期のMRI検査が必要です。
症例は左足背に運動時痛が出現し4日後に受診した13歳のサッカー選手O君。
初診時のレントゲン(写真1)は異常を認めなかったが、
限局した圧痛があり翌日にMRIを撮像(写真2)。
予想通り、第3中手骨に信号変化を認め疲労骨折と診断。
この時点よりサッカー中止とし当院リハビリにて骨折治療促進の超音波治療、
さらに上肢と体幹の筋トレ、アスレチックリハビリを開始した。
3週後のレントゲン(写真3)で骨折部に所見が出現。
6週よりボールタッチ(写真4)と反重力トレッドミルでのジョギング(写真5)。
9週でサッカー復帰となり、かなり早く復帰できました。
O君にはぜひプロを目指して頑張っていただきたいですし、
理学療法士とアスレチックトレーナーの努力に感謝します。
私は疲労骨折の診断と治療が遅れたために手術(複数回)になり、
復帰まで約2年を費やしたJリーガーを診察したことがあります。
いまだに彼らは医師に対する不信感が残っていて、
私は常に疲労骨折の可能性を考えて診察にあたるようにしております。
(画像の掲載に際し、本人とご家族からの承諾を得ております)