NEWS戻る
2025/05/29
5月23日から24日まで、東京有楽町の東京国際ファーラムで行われた
第98回日本整形外科学会学術総会に参加させてもらいました。
23日は朝から山手線運休というアクシデントがありましたが、気候は温暖で
旭川から参加しても快適でした。
北海道大学整形外科が主催で、多くの参加者があり何人かの同門の方に久しぶりにお会いできました。
整形外科疾患の病因への遺伝子解析の進歩や当院で行われている変形性膝関節症に対するAPS治療の成績の報告など治療の進歩を感じてきました。
また転移性骨腫瘍に対しては腫瘍専門医が不足し、麻酔科体制の問題から地方では切迫骨折の方ですら、緩和医療に行ってくださいという悲惨な現状が報告されており、外傷外科医も治療参加が求められる現実について討論されていました。
朝早くからのセッションも会場はほぼ満員で、とても有意義な学会でした。
中村 智