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2019/03/22
3月某日、理事長が当院のAPS療法を受けました。
業者の方もそばで見守ってくれています。
実施担当スタッフの方々です。入念な打ち合わせをしているところです。
細胞加工室という専用の部屋でAPSを作製します。
こちらがAPS作製キットです
採血した血液が固まらないよう、先に抗凝固剤を注射器に詰めます。
消毒をしてから55㏄採血します。
採血した血液をクリーン状態の環境下で1つめの専用容器に移します。
遠心分離器に15分間かけて血液をそれぞれの成分に分離させます。
分離されましたが、上部の透明な液体は使わないので、注射器で吸い出して捨てます。
1つ目の専用容器から必要な血小板血漿の部分を抽出し、次に2つ目の専用容器に移します。
2つ目の容器を遠心分離器にかけます
最後にこれだけのAPSが出来上がりました!
専用容器からAPSを取り出します。
これから理事長の膝にAPSが注入されます。
消毒→関節液があったら先に抜きます→APSを注入します→注射器を抜いて消毒して終わりです
いかがでしたか?
献血よりはかなり少ない量の採血なので、貧血になる心配はありません。
定期的に膝に注射をされている方は、同じ感覚でできる治療です。
いつでもご相談ください。
ちなみに、理事長の後日談です 「腫れも無く、膝も軽くなり、絶好調だ!」