医療法人社団 shindo 整形外科 進藤病院

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今年は暖冬であったため、旭川市内の桜の開花も例年より早かったです。

新型コロナウィルス感染症対策で新しい生活様式となり3年目になりますが、緊急事態宣言や蔓延防止、そして解除とコロナウィルスとの共存生活が始まった年となり、未だに旭川市内は新規感染者が減らない現状が続いています。
そんな状況でなかなか外出ができていないですが、5月に入り病院の周りにも春が来ました。やはり、満開の桜を見るとやっと春がきたんだな。と季節を感じます。
旭川は道内でも寒暖の差が激しい土地であり、日中は25℃越えと関東並みの気温になることもあります。今年は開花も早かったこともあり、病院周囲の桜もすぐに散ってしまい、あっという間に春は終わってしまいました。
ですが、ここ旭川市は壮大なる大雪山連邦が眺望できる魅力ある街であり、本格的な夏になる前のこの時期は初夏を感じることができ、爽やかに風が気持ちいい、1年のうちで一番爽快感が得られる最高な季節だと思います。
まだまだ、コロナ禍で楽しいイベント事は実施できない状況は続いていますが、やっと迎えた5月の病院周囲の桜の景色に、みなさん癒されてみるのはどうでしょうか。
長い冬が終わり、コロナウィルス感染症との戦いが始まり、3回目の春を迎え、これからあっという間に暑い暑い夏になります。

まだまだ、予断を許さない状況であるため、常にマスクを装着する日々を送るのは辛いことですが、自分が感染しない。他の人に感染させない。をみんなで徹底し、コロナ禍でも明るく元気に過ごせるようにこれからも頑張っていきましょう。

3階病棟看護師A

今回は医局を代表して投稿させていただきます。

さて、皆さんは新型コロナ感染対策をどのようにお考えでしょうか?
当院では現時点(令和4年4月末日)で入院患者さんと職員の院内での感染はゼロに抑えております。
この事は一般病院において全国的にも極めて稀だと報道、行政の方からお聞きしました。
そこで当院に特徴的な感染対策を紹介したいと思います。

  1.  検温、手指消毒に加え院内放送で換気の励行と大声での会話禁止を訴えております。大声を発する職員、患者さんに対して私自身が直接注意しています。
  2.  保育園、幼稚園、学校での発生状況を毎日頻回に情報収集して当院の職員が関わっていないことを確認しております。濃厚接触者に認定されなくても状況からリスクが高いと判断した場合自主的に自宅待機する職員もいます。
  3.  多くの職員がワクチンを接種しております。現在進藤病院で働く正職員、パートさん、派遣委託職員は総勢約180名で、99%弱が3回目のワクチン接種を終えています。医療人でも何らかの理由により接種を希望されない方がいます。何度か説得することで接種率を引き上げております。一方、大きな病院程非接種者が多い傾向で、職員と患者さんの感染が頻発するクラスター認定病院では90%以下、病院によっては75%のところもあるようです。明らかに職員の接種率とクラスター発生率には相関がありそうですね。
  4.  一番大切なこと それは職員の皆さんの意識の高さです。冬にはたくさんの救急車が患者さんを運び、たくさん手術をしました。混乱の中、感染をゼロに封じ込んでいることは感謝以外の言葉が見つかりません。
  5.  心を支える2つのオプション(医学的なことではありません)
    当院の麻酔科医である小瀧医師にお願いして地元福島が誇る赤べこを医局玄関に置いております。
    毎朝、無病息災を念じて頭部をタップするとよしよしと反応してくれます。
    お伊勢参り~患者さんと職員の健康と安全を念じに伊勢神宮で祈祷、参拝を行っております。

 

医局 進藤 正明