看護部のご紹介
総看護師長より ごあいさつ
進藤病院看護部は、「優しさと思いやりの心で患者の皆さんに接し、基本に基づき良質な看護を提供する」を理念に掲げて看護を提供しています。
優しさ・思いやりを大切にしながら専門知識や看護の技術を身につけられるよう、そして患者様に信頼し安心していだだける看護を提供できるよう努力しております。
こうした看護を提供するためには、看護スタッフ自身が仕事にやりがいを感じながら生き生きとしていることが必要です。
そのためにもスタッフ個々の結婚や妊娠、子育てしやすい環境と、長く働き続けられる職場づくりを心掛けており、子育てしやすい環境と聞きつけて来られる方が多いです。
看護部の基本方針
-
個々の患者に応じた
患者中心の看護をします -
専門職として自己研鑽に努め、
看護の質の向上に努めます -
患者やスタッフを思いやる心を持てるよう、ゆとりのある
職場環境に努めます
各セクション紹介
外 来
当院の外来は、午前、午後の診療に加え、24時間体制で救急患者を受け入れております。
通常勤務の他に毎日1名の当直体制をとり、夜間の受診患者に備えています。
救急車による患者収容は年間450~500件。
患者様には、常に笑顔で接することを心がけ、また、スタッフー同が協力し合い、患者様の待ち時間を少しでも少なくするよう日々努力しております。
入 院
3階病棟:一般急性期病棟
患者様は、3階の一般急性期病棟に入院します。
手術を受ける患者様、リハビリをしながら退院を目指す患者様など様々な方が入院されています。
患者様の年齢層は幅広く、特に高齢の大腿骨頸部骨折の入院が多いため、退院後の在宅支援や施設の入所がスムーズにできるよう、早期から医療相談員(MSW)が介入しています。
当院は予定入院以外に突発的な入院も多く受け入れています。
また、地域連携により旭川医科大学病院、旭川赤十字病院、JA旭川厚生病院からの転院も多く、さらに医大から手術目的の患者様を受け入れ、医大医師が当院で手術をする事もあります。この病棟は、主に手術前後の看護を中心に行っており、突然の入院に対する不安や手術前後の苦痛を和らげ1日も早く回復して社会復帰が出来るように個々の患者さんにあったケアを心がけています。
4階病棟: 地域包括ケア病棟
急性期病棟から術後2週間ほど経過した患者様が転棟してきます。
地域包括ケア病棟とは、大腿骨、骨盤、脊髄、膝関節の骨折や神経、筋、靭帯捐傷などの患者様に対して、ADL(日常生活活動)能力の向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的とした集中的なリハビリテーションを受けることができる病棟です。
医師、看護師、理学療法土、作業療法土、などが共同で、それぞれの患者様に合ったプログラムを作成し、これに基づいて実生活での自立を目指したリハビリテーションを行います。
リハビリスタッフと病棟スタッフの連携による365日リハビリテーションの実施、そして少しでも早く、より良くなって頂きたいというスタッフの意気込みがあります。
看護部の 主な活動について
看護部では、日々の看護業務に加え、主に以下のような活動をしております。
看護研究
- 院内学会での発表…年1回開催(昭和63年から毎年開催)各部署から応募
- 平成28年
- 「肩腱板断裂手術後の浴用装具の改良を試みて」
- 「当手術室におけるエラー分析」
- 平成27年
- 「ばね指・手根管症候群手術を受ける患者様のセルフケア指導」
- 「THA・人工骨頭置換術後の患者の看護」
- 平成26年
- 「転倒・転落の発生傾向と発生要因」
- 「ターニケット疑似体験を通じて見えたもの」
- 「日帰り手術を受ける患者の自己管理に影習を及ぼす要因」
- 全国病院学会での発表…病院から全額支援(研修費、交通費、宿泊費、日当込み)
~ 近年の発表テーマ ~- 平成23年
- 沖縄コンベンションセンター「足部接線撮影の試み」(放射線科)
- 平成22年
- 神戸国際会議場「看護師の医師に対する苦手意識の要因」
- 平成21年
- 鹿児島県「意識下手術における抑制しない上肢固定用具の検討」
看護部の委員会
- 看護研究委員会
- 研究への意欲を高め、よりよい研究をすすめることにより、看護の質の向上を図る
- 看護記録委員会
- 看護記録の問題点を探り、看護が見える記録を目指した教育的活動を行う
- 記録について決められた約束事が周知徹底されるための監査・監督を行う
- 接遇委員会
- 患者にとって「よい病院とは」「よい看護とは」を追求する
- よい接遇を通して明るく楽しい職場作りを目指す
- リスクマネジメント委員会
- 患者の安全確保のための体制を整えると共に、情報収集・分析・業務改善を行い良質な看護を提供するための活動を行う
- 看護職員の医療事故防止に関する教育、評価、監査に取り組む
- 教育委員会
- 看護職員の資質を向上させ、業務に対する意欲を高め、患者中心のよりよい看護を提供できるよう教育的活動を行う
- 節約委員会
- 院内における材料費、光熱費の消費削減に向け、職員全体の節約の意識づけを図るための活動を行う
- 材料費などの情報を共有化し院内の節約に取り組む
手術室
年間手術件数は毎年700件前後の実績があります。繋忙期には月から金まで1日4~5件の手術を行っています。
時間内に終えられるよう1日の件数を抑えているため、平日に入れなければ土曜日に手術をすることもあります。
特定の手術だけを行うのではなく整形外科全般の手術を全て行うので整形外科手術看護師のエキスパートを目指すことができます。