手外科および
スポーツ整形
手外科について
『手』は、小さいながらも皮膚、筋腱、神経、血管、骨関節などにより構成された精密な器官で、「第2の脳」と言われています。
手の機能には、指と指の間の“つまみ動作”、指と手掌との“握り動作”などの運動機能と、触ることによって識別できる感覚機能があり、これらが協同し働いて繊細な手の機能が生まれます。
手の損傷、障害は日常生活動作において大きな障害となり、また常に露出している部分であるため、整容的な点も考慮して治療に当らなければなりません。
手術は駆血帯を使用した無血野で行われ、より愛護的手技が要求されます。また、術後の専門的リハビリテーションが非常に重要です。
「手外科」の対象となるのは、肘関節より末梢指尖部に起こる全ての疾患、障害であり、指尖部損傷、神経、血管、腱靭帯損傷などの外傷やスポーツ障害、損傷、ばね指、また変形関節症などの変性慢性疾患、リウマチ疾患の外科的治療、手根管症候群、肘部管症候群などの慢性神経障害があります。
当院におけるこれらの疾患の治療成績は、国際学会において発表しております。
当院には「一般社団法人 日本手外科学会」に認定された「手外科専門医」が2名在籍し、手外科分野における疾患の予防・診断・治療にあたっています。
整形外科部長(日本手外科学会認定専門医) 平山 隆三
スポーツ整形
進藤病院では、スポーツ整形に関連して膝の靭帯再建術後3名がオリンピック出場を果たしました。(前十字靱帯再建術後8ヶ月でオリンピック出場~日本最短記録)
- 北海道コンサドーレ札幌スポンサー
- コンサドーレ旭川U-15協力病院
- 人工関節置換及び膝靱帯形成術の手術施設基準承認病院
- 運動器・脳血管疾患等リハビリテーション
- 全日本スキー連盟協力病院
- 旭川実業高校サッカー部協力病院
- 旭川明成高校スキー部協力病院
となっており、スポーツ選手強化のための協力・支援をさせていただいています。